AIが未来の通訳者?進化する人工知能翻訳!

AIが未来の通訳者?進化する人工知能翻訳!

オリンピックで AI が活躍?

3 月 28 日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と東京都が、東京オリンピックにおけるボランティア募集要項案を発表しました。ここでは会場管理、運営、観光・交通案内に必要とみられるスタッフをおよそ 8 万人募集しています。しかしこの募集。

誰もが応募できるのかと言えばそうではなく、誕生日が 2002 年 4 月 1 日以前、10 日以上の活動と指定されたすべての研修に参加できることが応募条件となっています。また、1 日8 時間以上の労働時間や、1 日 1 回の飲食の支給以外の費用は自己負担ということで、これだけの労働を無償で行わせていいのか、という疑問の声も多く上がっています。

私もオリンピックのボランティアに応募しようかと考えていただけに不安になる内容ですが、通訳ボランティアについては AI が活躍するかもしれない、とのこと。それって一体どういうことなのでしょうか。

総務省は AI による同時通訳システムを活用した企業製品開発を後押ししていて、それらの普及を促すことで東京オリンピック・パラリンピックに向けて訪日外国人との「言葉の壁」をなくす方針だそうです。実際に AI による同時通訳をすでに実用化したアプリもあり、開発は進んでいます。つまり、これから AI が同時通訳するサービスがどんどん出てくるということですね!

進化する機械翻訳

無料翻訳アプリはもはや私たちの身近なものとなっていますし、気軽に使えて便利ですよね。一方で、長文を翻訳しようとすると文面が所々不自然なものになってしまうこともあります。

しかし最近では AI 技術の進化などにより、翻訳の精度が上がっているものもあります。例えば、『Microsoft Translator』。これはリアルタイムで音声・テキスト翻訳ができるサービスで、ニューラルネットワークを活用した機械翻訳です。ニューラルネットワークとは人間 の脳機能のいくつかの特性をコンピュータ上で表現するための数学モデルで、人間の脳の 仕組みから着想を得ています。従来の機械翻訳が単語の意味をデータで解析するものだっ たのに対し、ニューラルネットワークを活用した機械翻訳は意味だけでなく、単語の位置な ども考慮して文の流れを考えるため、これまでより自然な形で翻訳できます。さらに Skype で同時通訳をしながらスムーズに通話ができる機能も搭載しています。またこの機能はオ フラインでも使用可能ということで、通訳者不要の社会もそう遠くはないでしょう。

AI を活用するということ

ここで疑問に思うのは、AI は人間の職を奪ってしまうのだろうか、ということですが、データ分析や決まった動きを繰り返す仕事などは AI によって取って代わられると考えられています。例えば受付係や会計士、レジ打ちの仕事ですね。無人レジはすでに導入されているところもよく見かけますよね。

職を奪う、とはいえ様々な場で人手不足が叫ばれる日本で AI が必要とされていることも確か。次世代の労働力、『AI』がオリンピックという世界的大舞台で存在感を示すことができるか注目したいところですね。